マスコミの正義面が

 飛騨牛偽装,それはよくないことだけど,あんなに虐めなくてもいいと思う。赤福もそうだ。賞味期限の多少の偽りがあったって,それで消費者が大きなダメージを追うわけではない。よくないことだけれど,あんなに手ひどく弾劾しなければいけないのかなぁ。
 「そんなことしちゃ,だめだよ。」ね。ぐらいがちょうどいい。それをマスコミの連中は徹底的にたたく。日本人の生き方とはちょっと違うような気がする。「マスコミの連中」と言ったけれど,それは一人一人の記者に対してではなく,「マスコミ」という企業体と言ったほうが当たっているかな。
 「それぐらい大目に見てやれよ。」という事件と,「それは看過できない」という事件がどっちも等しく弾劾されているような気がする。飛騨牛の偽装で人は死なないだろう。